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バイトがあって今がある PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE

2024年6月17日 公開

バイトがくれたのは、初めてのことに挑戦する勇気。

写真左から、小波津志さん(Vo)、半田龍臣さん(Lap)、中西椋雅さん(Lap)
EXILEなどが所属するLDH JAPANより2022年にデビューした7人組ボーイズグループ、「PSYCHIC FEVER(サイキックフィーバー)」。メンバーの中西椋雅さん、半田龍臣さん、小波津志さんにアルバイトをはじめとするさまざまな経験をインタビューした。

寝る間も惜しんで目指した夢への道。

小波津さん

―ダンスや音楽を始めたきっかけは?
小波津(敬称略、以下同) 物心付いた時から踊ることが好きでした。沖縄県出身なので、お盆に踊る「エイサー」を家族で踊っていた記憶も鮮明に残っています。本格的にダンスを始めたのは5歳のころ。自分から両親に何度もお願いしてダンススクールに通い始めました。
半田 僕は10歳の時に、友だちの誘いでダンスを習い始めました。当時は野球と柔道もやっていて、どちらかというとスポーツ選手にあこがれを持っていたため、初めは踊るのが気恥ずかしかったことを覚えています。でも、小学校高学年の時に出会ったヒップホップの先生があまりにカッコよくて。踊ること自体に自信が持てるようになり、ダンスそのものも好きになっていきました。先生を目指して練習するうちに、自然とスキルが上がって、徐々にこの道で生きていきたいと思うようになりましたね。
中西 僕はEXILEさんにあこがれていたことがきっかけでダンスを始めました。9歳でLDHが運営するダンススクールEXPG大阪校に入校して、高校を卒業するころに、プロを目指すために一人で上京しました。練習やオーディションの合間にバイトもしながら、一昨年のデビューを迎えることができました。振り返ると、まさに寝る間も惜しんでダンスとバイトをがむしゃらにやっていた時代があって、そのおかげで今があると思います。

頼れる「お母さん」も、初バイトにはドキドキ!

半田さん

―どんなバイトを経験してきましたか?
中西 初めてのバイト先はお弁当屋さんです。といっても、店頭で販売する仕事ではなく、工場でお弁当を作っていました。当時は高校1年生の思春期だったこともあり、働いているところを地元の知り合いに見られるのが何となく恥ずかしくて(笑)。人目につかない工場は自分にとってぴったり。そこで働いた経験が自信につながり、その後も掛け持ちでバイトを始めるなど、さまざまな職場にチャレンジするきっかけになりました。
小波津 (中西)椋雅くんは本当に経験豊富で頼りがいがあって、メンバーにとってお母さん的存在です(笑)。
半田 ファンの方の間でも「お母さん」で通っているくらいしっかり者なんです。
中西 よくそう言われますね。ただ、そんな僕でも、初めて求人に応募しようと電話をかける時はドッキドキ。「断られたらどうしよう」と、なかなか踏ん切りがつきませんでしたね。
―バイトに限らず、現在のアーティスト活動につながっていることとは?
小波津 家族の存在ですね。負けず嫌いな性格なので、子どものころは誰かに負けると悔しくて、ダンスをやめたいと思うことも一度や二度ではありません。その度に家族が寄り添ってくれたお陰で、奮起することができたんです。今でも落ち込むことは多いですが、特に母からの励ましの言葉が自分を前へ前へと後押ししてくれる力になっています。
半田 ここまでやってきたという自信と、家族や友だち、ファンの方々からの応援が、何より今を頑張るための原動力になっていると感じています。

不安なのは自分だけじゃない。勇気を出して一歩前へ。

中西さん

―読者へのメッセージをお願いします。
小波津 新しいことに挑戦しようと思っている時は、胸中に不安や迷いが渦巻くはず。でも、一人で抱え込む必要はなく、周りにいる家族や友だち、親しい人に話すことで少しでも気持ちを軽くして、楽しみながらバイトに挑戦してみてほしいなと思います。僕も活動をしていく中で、未知の領域に直面した場合、そんなふうに乗り越えていますね。
半田 いくつかのダンススタジオを経験してきたのですが、新しいスタジオに入る時って、いつも怖いんです。特に人間関係がうまくいかなかったらどうしようという不安が一番大きくて。バイトを始める時も、同じように悩む人が多いと思いますが、とにかくやってみることがお勧め。例え失敗したとしても、前へ進んだことに意味があるし、どういう結果だったとしても絶対に成長につながると思います。これを読んでいるすべての人に「僕たちといっしょに頑張ろう」って伝えたいですね。
中西 僕も同じ意見です。面接の段階で断られたとしても、次がある。働く中でできないことにぶつかったとしても、それを乗り越えられればできることが増えていく。僕自身はそういうことをバイト経験から体得できたからこそ、物事を前向きにとらえ、新しいことにもどんどん挑戦していきたいと思えるようになりました。こんなふうに日々成長し続ける僕たちを北海道の皆さんにも見てほしいですね。新曲『IGNITION』でタオルをぶん回していっしょに盛り上がりたいです。
小波津 北海道は雪国なので『Snow Candy』も歌いたいですね!
―ありがとうございました!

PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE 中西椋雅さんの思い出バイト

お弁当工場スタッフ
初めてのバイト先。単純作業をモクモクとやるのも意外と向いていたと思います。
カフェ店員
接客業に携わってみて、人と接する仕事が好きなんだということがわかりました。
居酒屋店員
営業時間が夜だから、ダンスレッスンとの両立にぴったり。寝る間も惜しんで働いていました。

プロフィール

PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE
剣(Lap)、中西椋雅(Lap)、渡邉廉(Lap&Beat Box)、JIMMY(Lap)、小波津志(Vo)、半田龍臣(Lap)、WEESA(Vo)からなる7人組ダンス&ボーカルグループ。LDHが運営するダンススクール「EXPG」に所属していた時期を経て2022年7月にメジャーデビュー。アルバム『P.C.F』をリリースし、オリコンランキング2位に輝く。その後すぐにタイに拠点を移して活動。日本国内に限らず今後も世界各国での活躍が期待されている。
オフィシャルサイト:https://www.ldh.co.jp/management/psychic_fever/

インフォメーション

●最新リリース情報
「PSYCHIC FILE II」

■初回生産限定盤
[CD+Blu-ray Disc+フォトカードA]
XNLD-10203B 6,600円(税込)
[CD+DVD+フォトカードB]
XNLD-10204 6,600円(税込)
■通常盤[CD]
XNLD-10205 1,760円(税込)

バイトがあって今がある

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