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バイトがあって今がある タイトル未定

2024年7月29日 公開

経験の積み重ねのすべてが、夢の実現につながっているよ。

写真左から、谷乃愛さん、冨樫優花さん、阿部葉菜さん
「何者かになろうとしなくていい。何者でもない今を大切に。」をメッセージに活動する札幌発のアイドルグループ「タイトル未定」。6月22日に新十津川町で行われた「SORAON」のステージを終えた彼女たちに、これまでのバイト経験や活動への思いをインタビューしました。

蕎麦アレルギーなのに蕎麦屋でバイト!?

冨樫さん

―アイドルになろうと思ったきっかけを教えてください。
冨樫(以下、敬称略) 音楽好きの両親の影響で小さなころからクラシックやジャズを聴いて育ちました。一番夢中になったのは学生時代です。コミュニケーションが苦手だったこともあり、『SEKAI NO OWARI』などを聴いて、救われてきました。いつしか自分が発信する側になりたいという思いを抱くようになって、アイドルを志したんです。
谷 小さなころから、歌って踊れるアイドルという存在そのものがあこがれでした。初めは『きらりん☆レボリューション』というアイドルが主役のアニメにハマって、それからいろいろなアイドルグループの曲を聴くようになりましたね。
阿部 私も小さなころからスーパーのBGMでも歌っちゃうぐらい、物心付く前から歌うのが大好き。テレビでアーティストが踊っているのを見ながら私も一緒に踊ってました。学生時代に人気アイドルグループのオーディションを受けたこともあって、落選したのが悔しくて悔しくて…。どうしてもアイドルになりたいと、タイトル未定に入りました。
―初めてのアルバイト経験は?
冨樫 高校1年生のころから2年間ぐらい…かな?お蕎麦屋さんで店員のアルバイトをしてました。店長がとっても良くしてくれて、当時から始めていた活動も応援してくれてて。実は蕎麦アレルギーだと発覚しても働かせてくれて、お蕎麦に触れないよう気遣ってくれたんです。
阿部 えっ、蕎麦アレルギーなのにお蕎麦屋でバイトしてたの?
冨樫 うん。入る前からなんとなく感じてたんだけど…。
谷 いろいろとツッコミどころが(笑)。
―アレルギーは大丈夫だったんですか?
冨樫 そんなにひどくないので大丈夫でした。ゴム手袋して働いてたんですけど、時々手が荒れたり…。
阿部 あんまり大丈夫じゃない(笑)。

アイドル活動も広い意味では「接客業」!

谷さん

―他のお二人はどんなアルバイトを?
谷 私は週1回程度、牛タン専門店で働いてました。でもアイドル活動が忙しくなって、隔週1回、月1回と減って…。結局10回ぐらいしか働いていません。出勤数が少なすぎて、ずっと「研修中」のような扱いでした。もっといろいろ働きたかったなぁ…。
阿部 私は高校入学後、とにかく早くお小遣いが欲しくて、誰よりも早くバイトを始めました。地元で人気の焼き鳥屋さんで、働いているのは年上のお兄さんがほとんど。店長をはじめみんなアイドル活動も応援してくれてて。事務所をダンスの練習場所に貸してくれたり、オーディション後はいつも「どうだった?」と、気に掛けてくれたりと、とっても良くしてもらえた思い出があります。
―バイトが今に役立ってる経験は?
冨樫 お蕎麦屋さんの他にもコンビニやビュッフェレストラン、あとは野球場の案内係なんかもしたんですけど、アイドルも広い意味で言えば「接客業」じゃないですか。「お客さんから見て、どんな店員さんだとうれしいかな、元気をもらえるかな」って考えた経験がそのまま、「どんなアイドルだと喜んでもらえるか」と考えることに役立っています。
谷 うんうん。ステージから笑顔を与えるアイドルと、ホールやレジで笑顔を与えるのは、一緒だもんね。私も数は少ないんですけど「ありがとう」って言われたのが、とってもうれしかった記憶があります。
阿部 私が学んだと感じるのは礼儀やマナーです。接客にすごく力を入れている、ちょっと体育会系の焼き鳥屋さんだったので、「あいさつはもっと大きな声で!」と、部活以上に厳しく教えてもらいました(笑)。でもおかげで、芸能活動で大切なことをたくさん学べたと実感しています。

バイトはさまざまな経験ができる貴重な機会

阿部さん

―バイト探しをしている読者にメッセージを!
阿部 「割り切る勇気」が付くのもバイトの価値だと思うな。私は一度包丁を握らせてもらえたんですけど、すぐに指を切ってしまい店長に全力で止められて(笑)。それからは「ハナは接客に徹して!」とホール係だけ、とにかく笑顔で頑張るようになりました。苦手なことを克服するのも良いことだけど、自分の長所をとことん伸ばすのも大切だと思います。
冨樫 確かに得意、不得意が分かるのもバイトの価値かもね。アレルギーが発覚したり(笑)。
谷 社会のことや、不特定多数の人たちとのコミュニケーションを学ぶために、一度は経験したほうがいいと思うな。私は経験できなかったけど、お金の感覚を学ぶのもとっても大切だと思います。
冨樫 夢を追ったこと、楽しいこと、苦しい思いをしたこと…。ぜんぶぜんぶ積み重なって、未来につながると思います。アルバイトも貴重な経験ができる機会の一つ。ぜひみなさんに挑戦してみてほしいです。
―今後の活動に向けての意気込みもお願いします!
阿部 曲やパフォーマンスには自信を持ってるので、ぜひ公演を観に来てほしいです。札幌では毎週木曜日に狸小路2丁目のライブハウス「mole」で定期公演をしています。
冨樫 学校帰り、お仕事終わりに楽しめる時間もやってますので、ぜひ立ち寄ってほしいです!
谷 北海道の顔になれるよう、これからも活動を頑張っていきます。SNSやラジオもチェックしてくださいね!
阿部 この通り、それぞれのキャラが個性的なので、きっと楽しんでもらえると思います(笑)。

タイトル未定の思い出バイト


蕎麦屋/冨樫優花さん

夫婦で営む小さなお店。アレルギーが分かってからの“まかない”はカレーでした。おいしかったなあ。
牛タン店の店員/谷乃愛さん
レジも触れてみたかったんですけど、出来ずじまい…。レシートとか「シュッ!」と切ってみたかったなぁ。
焼き鳥屋/阿部葉菜さん
地元で人気のお店でチームワーク良く、いつもにぎやか。お兄さん達も個性的であこがれの存在でした!

プロフィール

タイトル未定
札幌を拠点に、2020年に結成されたアイドルグループ。「何者かになろうとしなくていい。何者でもない今を大切に。」をコンセプトにしている。2022年「TOKYO IDOL FESTIVAL」メインステージ争奪LIVEでは優勝。北海道内のみならず、全国でも積極的なライブで注目を浴びている。
オフィシャルサイト:https://miteititle.com/profile/

インフォメーション

●出演情報
「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024 supported by にしたんクリニック」

8/2(金)〜8/4(日)
東京都 お台場・青海周辺エリア
https://official.idolfes.com/s/tif2024/

バイトがあって今がある

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