北海道の川を遡上する鮭にちなみ、「毎年戻ってきたくなる」をコンセプトとした夏フェス「しゃけ音楽会 2022」が6月11日(土)、12日(日)の2日間、北海道芸術の森野外ステージで開催されました。主催は毎年、冬の音楽フェスを開いている「OTO TO TABI」。アルキタはサポーターとして、会場の飲食ブースに間伐材で作った環境に優しい割り箸を提供させていただきました。
サニーデイ・サービスや水曜日のカンパネラ、ZAZEN BOYSら豪華アーティスト13組の出演だけに、開催前から多くの音楽ファンが注目していた同イベント。会場には北海道の音楽好きはもちろん道外からの来場客も訪れ、2日間でおよそ1400名が参加しました。
初日は小雨が降る中での開場と思いきや、オープニングアクトとして水曜日のカンパネラ、詩羽(うたは)が登場すると、太陽も共に姿を現し、拍手に包まれてスタート。
会場はステージ前にソーシャルディスタンスに配慮したスタンディングエリアと、隣との間隔を守れば自由に座れる芝生エリアの2つが用意され、来場客は森に囲まれた芝生の上で寝転がりながら音楽を聴いたり、アウトドアチェアに腰掛けてカレーやコーヒーを楽しんだりと、北海道らしくのんびりと楽しむ様子が見られました。
2日目も快晴の中で開幕し、7組が出演。ラストステージを飾ったのはZAZEN BOYS。卓越したテクニックに裏付けされた熱い演奏で会場のボルテージを最高潮に盛り上げ、アンコールでは北海道にちなんで「ポテトサラダ」を演奏しました。
札幌市内から参加した菊池亜希さん(34歳)は「久々のフェスだっただけに大興奮でした。芝生で寝っ転がって、のんびりと思い思いに音楽を聴けるのはこのイベントならではですね。来年も“帰って”来ようと思います!」と笑顔で答えました。
アルキタでは2014年から、地元・札幌の音楽好きが運営する「OTO TO TABI」を、2014年から応援しています。イベント終了後には、出演アーティストのサイン入りチェキをユーザープレゼントするなど、独自の企画でフェスを盛り上げています。ぜひ今後も注目してくださいね。