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アルキタ・オシゴト辞典 Chapter.1 あこがれ率、高し!フォトグラファー

フォトグラファーのシゴトって?

「華やかな業界ってかんじ」「モデルとか撮るんだよね?」…
というイメージ、それは実際の現場のごく一部。
フォトグラファーは、カメラを持った堅実なシゴト人なのです!

よく使われる「カメラマン」は和製英語で、写真の撮影者は英語で「フォトグラファー」と言います。日本では両方が使われていますが、ここでは「フォトグラファー」で説明していきましょう。さて、日ごろ目にする新聞や雑誌などの写真、それらを撮影しているのがプロのフォトグラファーです。彼(彼女)らの大半は自分の作品を撮っているわけではなく、出版社や編集部などの会社、あるいは個人の依頼主から「こういう写真が欲しい」と依頼され、それを満たすカメラ、被写体、アングルなどを選び、依頼主が満足する写真を撮って初めて報酬を得ています。芸術的な感性も大切ですが、職業にするにはまず技術と知識の習得が必須。カメラの趣味人口に比べて職業人口が少ないのには、そういう背景があります。
勤務時間
撮影対象に合わせて動くため、概して不規則。アルバイトなら決まった時間で働ける可能性もありますが、とくにアシスタント時代は自分で勤務時間をコントロールするのは難しいかもしれません。

フォトグラファーになるには

  • 学ぶ(写真・美術系)
    専門学校
    大学

  • 就職
    写真館
    写真スタジオ
    新聞社
    出版社
    フォトグラファーのアシスタント(一般的には3〜5年)

  • フォトグラファー
    資格は不要。名刺を刷ればキミも明日からフォトグラファー!
    でも、プロの知識と技術をどこでどうやって身につけるかがカンジン。

就職&将来性

新卒採用を行うスタジオはごくまれで、多くは中途採用。求人誌などをマメにチェックするといいかも。

写真関係の専門学校に求人が出るケースもあるが、学校で写真を学んだことが必ずしも就職の条件ではない。「何日もスタジオに通って『雇ってほしい』と頼んだ」のが業界に入ったキッカケという人も。新聞社は大卒以上の学歴が求められ、多くは難関だが、就職すれば安定は得られる。

写真のニーズがなくならない限り可能性は広がり、独立も夢じゃない。札幌にも多くのフリーフォトグラファーが活躍しているし、東京進出だって視野に入れられる。腕がやりがいや充実感に直結し、自分らしく働けるシゴトだ。

どんな人が向いてる?

自分の作品を売って成功できる〈写真家〉は数千人に1人と言われている。将来的にはそれが夢でも、まずは勉強ありき。カメラのシゴトに就いたなら「好きな写真を撮る」ことよりも、「写真のシゴトをする」ことに喜びを感じられる人が向いている。

現在プロとして華やかに活躍している先輩たちは、みんな修業時代を耐え抜いた人。「自分もいつかは」と夢を持つ力が大切。
東京と北海道の違いって?
フリーで活躍しようと思ったら、東京では〈モデル〉〈料理〉〈スポーツ〉など自分の得意分野を磨くのが○。媒体が多いため特定のジャンルでも仕事量が保てるし、営業の強みになる。反対に北海道(主に札幌)では、「なんでも撮れます」というマルチなフォトグラファーが重宝がられる。
撮影以外に必要なコトって?
コマーシャルの世界では店取材や地方ロケも多く、北海道の場合、移動は基本的にクルマ。最近は女性フォトグラファーも多いが、ペーパードライバーや方向音痴は苦労するかも…。

アルキタ・オシゴト辞典

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